08.10.2026

オフロードライダー田中 太一がKTMブランドアンバサダーに就任

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KTM Japan株式会社(東京都江東区、代表取締役:ケビン・シュトラスマイヤー)は、オフロードライダーとして国内外で活躍し、世界最高峰のハードエンデューロレース「エルズベルグロデオ」において日本人最高位5位を記録した田中 太一氏が、KTMブランドアンバサダーとして就任することを発表いたします。
■KTMブランドアンバサダー就任の背景

田中 太一氏は、国内外のオフロードレースで長年活躍する日本を代表するライダーの一人です。世界最高峰のハードエンデューロレースとして知られる「エルズベルグロデオ」において日本人最高位となる総合5位を記録したほか、数々のレース参戦やライディングスクール活動を通じて、オフロードライディングの魅力を発信し続けてきました。
また、競技者としてだけではなく、初心者ライダーからベテランライダーまで幅広い層と向き合いながら、オフロード文化の普及やコミュニティ形成にも積極的に取り組んでいます。
今回のアンバサダー就任は、長年にわたりKTM車両とともに挑戦を続けてきた田中氏の経験と知見、そして「より多くの人にオフロードライディングの楽しさを届けたい」という想いが、KTMが掲げる“READY TO RACE”の精神と合致したことから実現しました。

今後、田中氏はKTMブランドアンバサダーとして、KTM Japanおよび全国のKTM正規ディーラーが主催するイベントへの参加をはじめ、製品やブランドの魅力を伝える情報発信やライディングコンテンツの制作など、さまざまな取り組みに協力していきます。
また、自身の国内レース参戦も予定しています。

アンバサダー活動を通じて、オフロードライディング未経験者や新たにチャレンジしたいライダーに向けて、その楽しさや魅力を体感できる機会を創出し、日本におけるオフロードシーンのさらなる発展とコミュニティの活性化に取り組んでまいります。


■田中 太一氏プロフィール

田中 太一(たなか たいち)
1982年2月3日生まれ。
4歳からバイク競技を始め、1996年にトライアル全日本選手権 国際B級チャンピオンを獲得。翌1997年には国際A級スーパークラスへ昇格。1998年から2002年までトライアル世界選手権にフル参戦し、2002年には世界ランキング13位(イタリア大会4位入賞)を記録。
その後もトライアル全日本選手権で活躍しランキング2位を獲得。2006年からは全国でトライアルショー活動を展開する傍ら、エンデューロライディングを本格的に開始。
2010年、KTM Japanからのオファーをきっかけに世界最高峰のハードエンデューロレース「エルズベルグロデオ」に挑戦。初参戦で13位完走を果たし、2010年から2013年まで4年連続完走。2012年には日本人最高位となる総合5位を記録した。
現在はライディングスクールやイベント活動を通じ、オフロードライディングの普及と次世代ライダーの育成に取り組んでいる。


■田中 太一氏 インタビュー

長年にわたりKTMとともに国内外のレースへ挑戦し、オフロードライディングの魅力を発信し続けてきた田中太一氏。今回のアンバサダー就任に際し、KTMへの想いや今後実現したいこと、そしてライディングに対する自身の哲学について話を伺いました。

Q. あなたにとってKTMとはどのような存在ですか?
田中 太一氏:
一言で言うと、「わかってるな」というブランドですね。
もちろんバイクそのものの性能も素晴らしいんですが、僕がKTMを好きな理由はそこだけじゃないんです。PowerPartsやPowerWearから、日々のメンテナンス性まで、本当にライダーが現場で何を求めているのかを理解して作られていると感じます。
例えばレース会場でフィルターを交換したい、洗車をしたい、少し整備をしたい。そういう時に「なんでこんなにやりやすいんだろう」と思うことが本当に多いんです。必要なパーツもきちんと用意されていて、余計な手間が少ない。そういう細かな部分の積み重ねに、「本当に分かってるな」と感じます。
特に印象に残っているのはエルズベルグロデオに参戦した際の経験です。現地ではメカニックがライダーと真剣に向き合い、どんな小さな要望にも耳を傾けてくれました。完成されたバイクであっても、「もっと良くできないか」「ライダーがより安心して走れるようにできないか」を常に考えている。その姿勢に何度も感動しました。

だから僕にとってREADY TO RACEという言葉は単なるキャッチコピーではありません。本当にライダーとともに戦い、進化し続けるブランド。それがKTMだと思っています。

Q. KTMブランドアンバサダーとして実現したいことは何ですか?
田中 太一氏:
正直に言うと、「これを達成したい」という大きなゴールがあるわけではありません。

ただ、これまでスクール活動やイベントを通じて多くのライダーと接してきて思うのは、オフロードにはまだまだ知られていない楽しさがたくさんあるということです。

レースというと速さや順位に目が向きがちですが、僕はそれだけじゃないと思っています。初めて坂を登れた、転ばずに走れた、レースを完走できた。そういう小さな成功体験の積み重ねこそが、本当の楽しさだったりするんです。

長年初心者ライダーと向き合ってきて感じるのは、人それぞれに目標があって、それを達成した時の喜びは順位以上に大きいということです。だからKTMには、トップライダーのためだけではなく、「これから始めてみたい」と思う人たちも歓迎するブランドであってほしいと思っています。
オフロードには仲間と走る楽しさがあります。上達する喜びがあります。そして何より、バイクを自分で操る楽しさがあります。その魅力を一人でも多くの人に伝え、オフロードの世界への入り口を広げていくことが、僕の役割だと思っています。

Q. あなたにとってライディングとは何ですか?
田中 太一氏:
僕にとってライディングは、「永遠に不完全なもの」です。
何十年乗っていても、「完璧だった」と思える日はほとんどありません。いつも「もう少しこうできたな」「あそこはもっと良くできたな」という課題が残ります。
でも、その不完全さがあるからこそ面白いんです。

理想の走りを100%実現することは難しいですが、自分が思い描いていたことの半分でも実現できたら十分うれしい。そして残り半分の課題が、また次に乗る理由になる。だからライディングは終わりがないんだと思います。

特にオフロードでは、「乗せられている」のではなく「自分で操っている」という感覚があります。あのラインを通りたい、このコーナーをこう曲がりたい、そのイメージと実際の走りが一致した瞬間の快感は何ものにも代えられません。

今はスクール活動を通じて人が上達する姿を見る機会も増えましたが、実は自分が上手くなることよりも、その人ができなかったことをできるようになる瞬間を見る方がうれしいこともあります。不完全だからこそ成長できるし、成長できるからこそ面白い。ライディングは今でも僕にとって終わることのない挑戦ですね。

Q. KTMオーナー、そしてこれからKTMに乗るライダーへメッセージをお願いします。
田中 太一氏:
KTMを選ぶということは、きっとバイクを単なる移動手段ではなく、楽しみたいという気持ちがあるんだと思います。

KTMの魅力はスペック表だけではなかなか伝わりません。実際に乗って初めて分かる軽さや操作性、自分の意思に応えてくれる感覚があります。僕自身、さまざまなバイクに乗ってきましたが、KTMには「乗ることそのものが楽しい」と思わせてくれる魅力があります。

そしてぜひ、バイクそのものだけではなく、その先にある体験を楽しんでほしいですね。仲間と走ること、新しい場所へ行くこと、レースに挑戦すること、イベントで語り合うこと。その一つひとつが、バイクライフをより豊かにしてくれると思います。
オフロードは決して楽なことばかりではありません。転ぶこともあるし、泥だらけにもなるし、疲れます。でも、その先にある達成感や仲間との時間は、他ではなかなか味わえないものです。
だから最後に一言だけ言うなら、
「すいません、僕らめちゃくちゃ楽しいことやってます。」ですね。

ぜひ一度、この世界を体感してみてください。

以上
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田中太一氏(アンバサダー就任写真)
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田中太一氏(アンバサダー就任写真)
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田中 太一氏(エルズベルグ参戦当時)
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田中太一氏(走行シーン)
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田中太一氏(エルズベルグ参戦当時)
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